shapez.ioが面白いと言うお話
僕はSteamで買いました。どうせ安いので(¥520)。正直そこまで期待していなかったのですが、やってみた感想としては1500円くらい払ってもよかったな。という感じ。
曲が良かったので、SoundtrackをiTunesで購入して、多少なりとものお布施をしておきました。
ゲーム内容について(ざっくり)
ゲームは殆ど Factorio です。恐らくFactorioにインスパイアされて作られたのであろう、と言うくらいには基本的な作業は一緒です。つまり
- 材料を掘削する
- ラインを引く
- 工作機械に投入する
- 成果物をHUBと言う場所につっこむ(Factorioで言えば研究所にあたるもの)
と言うゲームです。
Factorio との違いについて
Factorio との違いはなんと言っても圧倒的なシンプルさです。それは見た目部分もそうですが、工作機械についても幾つかに限定されています。
また幾つかの面が端折られており、例えば
- 敵がいない
- 資源が無限
- 工作機械やベルトコンベアーがリソース不要
等です。劣化版か!と言われればそうとも言えます。ただこれはある種このゲームの特色、メリットを表しており「ライン作りに集中できる」と言う事を表しています。
フィールドの移動もTPS的なものではなく、画面をスクロールするような感じです。またシフトを押しながらであれば高速に移動なども出来ます。
Factorio で「本質的に」やりたいのはこれでしょ?
つまりFactorioの中で、多くの人が本質的にやりたかったゲーム性に注視し、集中できるようになっています。余計な手間が省かれています。沢山工作機械を並べだり、綺麗なライン作りをして「俺スゲェ」が出来るわけです。
縮小表示すると集積回路のように見え圧巻です。
Level 20を自力でクリア出来るか
Factorio をやっていた人間にしてみれば、殆どの工程は朝飯前であり、チュートリアル通りに進めていけば「はいはいそう言うね」となります。そう。Level 19までは。
このゲームは「Shapes(z)」の名の通り、資源が図形、及びそれに加えて色(これは光の三原色であり、なんとも工学的な感じ)を組み合わせるわけですが、Level 20で行き成り難易度が跳ね上がります。
なんなら shapez.io で検索する時 Level 18 がサジェストされます(内容はLevel 20の物なのでバージョンの違い?もしくはブラウザ版との番号のズレかも知れません)
これを何も調べずに自力で攻略・・・するのはなかなか厳しいでしょう「え、一体どうやるの・・・?」となります。正直僕も動画で調べて見た時も「なんでこれで出来るのか分からん」と言う感じでしたが。
そこから先のレベルでは「ここで使った技術が必須テクニックになる」ので、行き当たりばったりではなく、どうやってそれが出来るのか、と言うのを理解する必要があるでしょう。
なんなら「積層テクニック」とでも呼ぼうか
Factorio をプレイしていた人間が唯一詰まるのはここだと思います。仕組みが分からなすぎてソースコードを読み解こうかとも思いましたが、リバースエンジニアリングによって仕組みを理解できたのでその必要もなくなりました。(ソースコードは公開されており、少しだけ読んでみたりはしましたが)
これが理解できると黒魔術を理解したようで無茶苦茶楽しくなってきます。あらゆる図形を自力で作れるようになり、脳汁がドバドバです。後はどうラインを綺麗にしていくか、いかにコンパクトなラインを作れるか。また量産可能なラインを作れるかと言う作業になり、なかなか楽しくなってきます。
Factorioを何回も何十回もやるような人はオススメ!
そういう人は多分いかにラインを綺麗にしたりコンパクトにするか、と言った作業が好きな人だと思うので、この shapez.io はおすすめです。せいぜい500円程度なので、ぜひブラウザ版ではなく、いきなりSteam版を買ってしまった方が、快適に動作しますしおすすめです。
あと曲が良いです。僕は画面を放置してBGM代わりにしたりしていましたが、調べてみるとiTunes版、Amazon Music版等があり、ぜひこちらも、気に入れば合わせて購入すると、開発者さん、及び作曲者さんに喜んで貰えると思います。(ちなみにBGMを作ってる人は、RimWorldのBGMを作ってる人と同じみたいですね。余談ですが)