スプラトゥーン3は面白いか?
結論: 面白い
スプラトゥーンは、これまで1、2と発売され3作目となりますが、今作が初プレイとなります。
すでに180時間プレイしており(え、いつの間に…?と言う感じ…)そろそろレビューとか書いても良い頃合いかな。と感じました。
3日で345万本売れただけある任天堂の最候補作品のうちの一つ
3日で345万本と言うことは、一日で100万本以上売れたと言う事となりますが(小泉進次郎メソッド感)、昔のパッケージ販売だと無理だった事でしょう。現代のダウンロード販売が広く普及したからこそ打ち立てられた記録の一つだと思います。
さて、3作目と言う事で、1、2については存じ上げないのですが、TPSゲーム(と言う括りで良いはず)としてはかなりストレスの少ない作品に仕上がってるかと思います。
基本的に、FPS/TPSでのストレスの原因はやはり結局なんというか「人間」と言う訳で。ゲーム内にボイスチャット機能が無い事が一番大きいでしょう。突然暴言を吐かれる、と言った心配がなく、安心してプレイ出来るのが、ここまで広く愛された理由の一つなんじゃないかなと思っています。
「塗り」か「撃ち合い」なのか
さて、基本スプラトゥーンと言うゲームは「ステージを塗る事によって勝敗を決めるゲーム」と一般的に認識されていることかと思います(非プレイ者にとっては)。しかしこれは実際に数十時間くらいしたら分かってくることかと思いますが、基本的にはキルするゲームです。
「塗るゲーム」と言う皮を被ったTPSゲームな訳ですね。
勿論勝敗は塗ることによって決まりますが(レギュラーマッチと呼ばれるメインゲームにおいては。バンカラマッチと言う他ルールにおいては別)、キルをすると相手が敵陣にリスポーンするため、その間に塗りを推し進められる。と言ったゲームバランスになっています。(上手く出来ています)
ジャイロ操作が曲者だが肝
スプラをプレイして最初戸惑うのが、ジャイロ操作だと思います。
多分これまで他のゲームをプレイしてきた人間には、まず即効でOffしてスティック操作に切り替えた機能だと思います。ただし、中級者/上級者は間違いなくジャイロ操作です。
スティック操作ではエイミングが難しく、Nintendo Switchにはマウスが無い分ジャイロ操作になっているのだと思えば良いです。あとは慣れ。
なお、完全にジャイロ操作のみではなく、スティック操作も併用するのが一般的です。大きな視点移動はスティックで。細かなエイミングがジャイロ操作というのが、中上級者の一般的な使い方みたいです(わたししらべ)。
多彩なブキが本作の魅力を高めている
スプラトゥーンは塗りゲーの皮を被ったTPSゲーだと書きましたが、なぜ3作目がリリースされ、これだけの記録が生まれているかと言えば、それは多彩なブキにあるかと思います。
例えば Apex Legends なんかは割と多彩な武器が登場する方だと思いますが、スプラトゥーンでは更に多彩です。「ローラー」「バケツ」「フデ」等と言った変わり種がある上に、サブウウェポン、スペシャルウェポンと言った要素で更に複雑化しています。
「シューター」と呼ばれる一般的な銃のようなブキであっても、飛距離にかなりの違いがあり「前の敵を倒すのは得意だが、遠くの的には一切届かない」と言った要素が登場します。
こう言った多彩性や、またゲームも単純なキルに特化していない事等によって、いわゆる「単純な能力差によるギスギスした感じ」が出にくくなっているのかなと思います。
バイト等のサブ要素も
また試合以外にも完全に協力プレイの「サーモンラン(バイト)」と言った物もあり、バトルに疲弊したらそっちをやる。と言ったことも出来る訳です。
非常によく出来ているかと思います。そう言った要素もあり、3作目まで登場しこれだけのヒットを飛ばしているのも頷けるかな。と感じます。