いわきに行って来た。

「いわき」とはどこなのか?と言うと、茨城県の少し上。福島県南部。海側の地域である。この辺りは「浜通り」とも呼ばれる。

新幹線や東北自動車道が通っており、県庁所在地である「福島市」や郡山があるのが「中通り」。その西側にあるのが「会津」で、太平洋側にあるのが「浜通り」だ。

東京からは、少し行きづらい。新幹線で「福島」や「郡山」まで行っても、そこから太平洋側へ行くには「阿武隈高地」と呼ばれる山々が、中通り浜通りを隔てているのだ。

ので東京からは、鉄道ならば常磐線か、車ならば常磐道か。と言う感じだ。

いわき湯本温泉

「いわき」自体は所謂「地方都市」なので、そこに泊まっても…と言う事ある。いわきには、温泉地である「いわき湯本温泉」がありそちらへと泊まった。

余り有名な温泉地ではないが・・・まぁ、箱根や草津みたいのが特別有名なだけで、日本にはこう言った温泉地が沢山あるものである。

温泉ソムリエ」でないので、余り詳しい所は分からないが・・・1300年の歴史があるらしい。宿には温泉がなかったので、日帰り入浴出来る所を使わせて頂いた。今回は「岩惣」さんと言う旅館の湯を借りた。

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やはり広い湯船に浸かるのは良いことである。あまり混雑もせず、ゆっくり浸かることが出来た。♨ 

ゆっくり湯に浸かった後は夕食を。やはり東北と言えば酒である。

tabelog.com

まずはビールを駆けつけ一杯。🍺
お通しで出された、マグロか何かの煮付けっぽい物もかなり良かった。

刺し身はこれで「一人分」である。なんと山盛り…さすが魚処。
中でも「シメサバ」が意外や意外。一番美味しかったなと言う印象。そもそもサバは足が速いため「酢締め」するようにしたらしい。そう考えると、東京で食べる物とはだいぶ鮮度も味も違うのかも知れない。左下のピンクの刺し身も美味しかった。これは「ビントロ」と言う奴か・・・?

スナックではしご酒

さて、お風呂を済ませ、晩飯も済ませた物の宿につくとまだ(?)21時。このままダラダラテレビを見つつ、ウトウトするのは良くあるパターンだがどうにも味気ない。まだ初日で、まだどこも観光しておらず元気が有り余っていたので夜の街へと!

と言っても、良く聞くような「場末のスナック」と言った感じではなく、むしろ見た目は「普通のバー」と言った感じ。客層も若くて、同世代の人が多かった。

まだ出来たばかりの店だと言う話でフレッシュな感じの、若い人向けの「スナック」と言う形態ではあるが、中身はバーと言った感じ。地元の人の話も色々と聞けたし、なかなかに良かった。

アクアマリンふくしま

さて、翌日。ここらへんで何か観光する所は無いか・・・と前日に伺ったが「アクアマリンふくしまくらいかな・・・」と言う事でこちらへ。

割と入館料が高い(1850円!)のだが、他の水族館では見かけたことの無い魚が多かったので、そう言った所でちょっとお高めなのかな?と思ったり等した。

「魚を見ながら鮨を食う」なんて言うなかなかに罪深い施設もあったりした。

さて、昼飯は近くのいわゆる観光客向けの海鮮丼屋なんかもあったりしたが、折角なので少し足を伸ばして、地元の店っぽいお店に入ってみたりした。

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色々とあったが、刺し身は昨日食べたしこちらをチョイス。ウニ、イクラなんてのはいかにも「観光客」なチョイスではあったが・・・やはりウニなんかはこう言った漁港で食べたほうが、新鮮で美味しいのである。

帰りはあいにくの雨で夕日は見れず

常磐線は比較的海沿いを走るので、晴れてれば綺麗な夕日をと思ったもののあいにくの雨。まぁそんな事もあるよね。と思いつつ。帰りは上野駅で「駅うどん」を食いつつ。駅そば屋があると、ついつい入りたくなってしまいますね。