Vtuberを「推し」て結構経った

元々はキズナアイとかはちょいちょい見ていて、しかし2022年頭頃に実質休止となってしまった。

多分その前後くらいからYouTube Premiumには入っていて、実質YouTubeが「TVの代わり」になっていたのだけれど、ひたすら化学系とかを見ていた。

たまたま、Vtuberの切り抜きと言うか、切り抜きを更にアレンジして漫画調にしたのが入り口だ。

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YouTubeの面白い所と言うか、人にとっては「厄介」なだけかも知れないが、過去に視聴した物から関連したものをサジェストしてくる。そっから少しずつ「切り抜き」と言ったものがサジェストされ、なんとなく認識はして言った。

切っ掛けがそうだったので「ホロライブ」しか殆ど見ていないが、見ていて思ったのがキャラクターやモーションキャプチャーのクオリティだ。

Vtuberの存在はキズナアイ以外にも知っては居たが、それ以外については「安っぽい絵柄を安っぽい動き」でライブ配信しているだけのイメージだった。自分の中では地下アイドルに近い存在・・・。それがホロライブだとかなりちゃんとしたモーションをしていて「これは普通に見れるな」と言う気がした。それが切っ掛けで少しずつ本配信等も見るようになった気がする。

面白さは何か

どこに「面白み」や魅力を感じるかは正直な所千差万別だとは思う。人によってどの琴線に触れるかは異なるので、ホロライブに至っては実に50人を超えるメンバーを抱えている。

それぞれ見た目もキャラクター性も異なるが、単純な「可愛いだけのアイドル」とは異なる所が魅力かなとは思っている。先の「さくらみこ」だと所謂おっちょこちょい(配信上だとPON=ぽんこつとも言われているが)な所等だが、それは切っ掛けに過ぎず、色々と見ていると様々な愛着が生まれていく物である。

そう言った「芸人」っぽい所もあるし、単純に可愛かったりだとか。人によって面白さを感じるところは異なると思う。

そして上場へ

そんなこんなで見始めたホロライブ・・・運営会社のカバーも上場である。にじさんじの運営会社である「ANYCOLOR」はそれより前の上場であるため後追いではあるが、にじさんじとホロライブはかなり毛色は違うと思っているので、単純に比較するべくもないと思う。ともかくVtuberも昨今ではTVに出たりと、かなりメジャーな存在になってきた。

最近だと、ホロライブのメンバーが東京観光大使に任命されていて、これはかなり個人的にはビッグニュースだった。キズナアイが活動を続けていれば、キズナアイの役目だった気はする。ともかくVtuberは単なるYouTubeの、動画コンテンツの枠組みからは大きく躍進した。

カバーも上場し、その上場利益をただ私腹を肥やすために使うのではなく、スタジオを大きくしたり、また実際の配信コンテンツについても、「新衣装」(つまりキャラクターは同じでも服装が異なる)をバンバン打ち出している(素人知識だが、これも3Dモデリングや様々な調整でかなりお金がかかるようだ)。

こう言った前向きな姿勢は、更にVtuberと言うコンテンツが世の中に躍進していく切っ掛けになるのではないかと思っている。

時代の始まりを見ている

長く生きて(?)いると新しいテクノロジーが、世の中を次々書き換えていく様を目にするんだけど、Vtuberも単なる一時の「イロモノコンテンツ」ではなく、定着し、世の中にインパクトを与えていく存在なのではないかなと思っている。

Vtuber」に対しての関わり方は色々とあるとは思うけれど、別に切り抜きから見始める事は悪いことではないし、配信者側も半ば推奨している(それが導線になるのは有り難い、と言った表現で)。ライブ配信を見ることだけが決まりきった関わり方ではないし、スパチャを投げるだとか、ライブグッズを買う事だけがファンとしての「あり方」でもない。

ひょっとすると今後は「キャラクタービジネス」寄りになるかも知れないし、別に例えばクレヨンしんちゃんだとしても「全部見なきゃいけない」訳でもない。好きな所だけ見れば良いし、別に気にならなければそれで良いのだ。

ともかくVtuberを見始めて「1年」経った身からすると、単に「毛嫌い」するのは勿体ないなと思った。新しいテクノロジーとかが出てきた時に毛嫌いしてしまう姿勢はどうしてもあるとは思うんだけれど、もし機会があれば1分だけでも(切り抜きでいいから)見て貰えたらなと思う。

そしたら貴方も立派な「Vtuberを流行る前から見ていた者」になれるのだから